296人が本棚に入れています
本棚に追加
「何か良いことあった?」
「え?」
仕事をしていると
隣の席の先輩がそう聞いてきた。
「朝から機嫌良いから何か良いことあったのかなと思って」
「え、なにもないですよ?」
「ふぅん」
もしかしたら
幸せすぎて
顔が緩んでたのかもしれない。
好きな人と
両思いになることが
こんなにも幸せなことを
私自身身をもって実感することで
改めて
今の私たちがあるのは
当たり前ではなく
沢山の奇跡の積み重ねだってことに気づいた。
2人の時間軸が
少しでもズレていたら
今の私たちの関係は成立していなくて
会いたい……
彼のことを
考えているだけで
ついさっきまで一緒にいたのに
もう彼不足で亮平くんに会いたくなっていた。
.
最初のコメントを投稿しよう!