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第4話
その頃。
知歩達は困惑の渦の中にいた。
冬弥「ご、ご先祖様.......?何の話だ?」
冬弥も案の定、困惑している。
隼人が小声で話す。
隼人「おい、知歩!何言ってんだよ.......!」
知歩「ご、ごめん!思わず言葉が出ちゃって......」
そんなやり取りしている横で、冬弥が冬斗に話しかける。
冬斗「冬弥さん。もし、信じて貰えるなら......俺たちの話を聞いくださいますか」
冬弥「.......構わないが......」
其れから冬斗(と一音)は冬弥に全てを話した。自分の先祖について調べて、冬斗の先祖は冬弥という人物であること。
明治時代の文化に触れるため、情報収集をしていた時、急に此処に飛ばされた事。
その時、林檎ほどの大きさの光り輝く宝石が隼人の手にあった事____。
冬弥は何も言わず、ただ聞いていた。
冬弥「わかった。信じよう」
一音「えっ......?!そんな簡単に?!」
冬弥「君たちが本当に嘘を言っているように見えない。
それに、人を見る目には自信があるんだ」
知歩「......当たって砕けろって、こういう事かな」
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