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誰かが何か懸念を見つけても、他の誰かがそれを消していく。
隼人「(良い雰囲気になったな。流石、俺の幼馴染だ)」
隼人は得意げに微笑んでいた。
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その頃。絵里と短髪の女生徒もまた、明治時代に来ていた。
こはる「びっくりした......って、ここはどこっすか?!」
絵里の上に乗った彼女が大声をあげる。
絵里「えっと、多分、明治時代の頃の街だと思う....」
ゆっくりと言葉を返す絵里は困惑するよりも、興奮が強かった。
絵里「(明治時代に来れちゃった.....。美術室に言ってよくわかんない石拾って来れちゃった.....!凄い!!)」
こはる「......流石っすね、家庭教師さん!」
絵里「そんな事ないよ。これは∑(°∀°)ただの趣味で調べてただけだし」
絵里の趣味の1つに、歴史が好きで得意だった。
勿論、美術も。
こはる「そういえば、ずっと上に乗ったままでしたね。すいません」
ぼんやりと考えていた絵里に、女生徒が話しかける。
絵里「大丈夫だよ、えっと......」
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