第4話

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知歩「絵里さんとはやくん、ホントの姉弟みたいだよね」 知歩の独り言に冬弥が反応した。 冬弥「違うのか?顔は似ているが・・・・・」 知歩「同じ苗字なんですが、違う家系らしいですよ」 冬斗「それぞれのご先祖さまが姉弟だったらしいですが・・・・・・ その2人も仲が悪くて、亡くなってからもずっと対立しているんですよ」 冬弥の疑問に、一音と冬斗はそれぞれ補足をする。 その間に絵里と隼人の喧嘩もヒートアップしていく。 絵里「ていうか、何よ『僕』って!いつも『俺』なクセにしていい子ぶってんじゃないわよ!」 隼人「絵里さんは俺の遠い親戚のクセに、よく喚きますね!」 絵里「マジイラつく。煽ってんじゃないわよ.......!」 隼人「絵里さんがケンカをふっかけて来たんでしょ?! こっちは正当防衛ですよ!」 こはる「てか、家庭教師さ...じゃなくて、絵里さん!ちーちゃんさんと知り合いなら言ってくださいよっ!」 そんな2人の喧嘩がこはるの声で止んだ。 知歩「絵里さん、こーちゃんと知り合いだったんですか?」 絵里「いや、あの、さっき知り合ったんだけど....」
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