第4話

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絵里は溜息をつきながら、事の発端を話した。 __________________________ 冬斗「そうだったんですね」 冬弥「冬斗達が此方に来た時と同じものが出てきたな」 絵里(とこはる)の話に青柳2人が頷く中。 知歩「なんでこーちゃんに『知歩の家庭教師』って言わなかったんですか?」 知歩は絵里に問い詰めていた。 絵里「・・・・・・こはるちゃんが知歩ちゃんの級友(クラスメイト)って知らなかったし、知歩ちゃんを知らなかったら余計怪しまれそうだし.....」 隼人と喧嘩していた時の声はどこへやら。 弱々しい声で訳を話した。 こはる「そんなに考え過ぎなくて良いんすよ。私、ちょっと楽しかったっす!」 こはるの言葉に、絵里は困ったような笑みを浮かべた。 その横で一音は神妙な顔つきで考え込んでいた。 一音「........何か、おかしい。私たちがこっちに来た時間は大体午後1時。現実では1時間経っているのに、今の時刻は.......」 一音は全てを言わず、冬弥の家にある時計を指す。 隼人「1時20分?!」 冬斗「現実とここじゃ、時間の流れが違う......?」
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