第2話

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2人は隼人と冬斗を追うと、着いたのは美術室だった。 隼人「何つけて来てるんだよ。いるんだろ、一音、知歩」 扉からこっそり2人の様子を見ていると、隼人からかけられた。 知歩「......バレてた?」 冬斗「僕が気づいて隼人に教えた」 隼人「冬斗、言うなよ.....。カッコつけて言った意味ないじゃん」 ひとまず、隼人と冬斗と合流し、美術室の中を探索する。 一音はある事をふと思い出し、冬斗に尋ねる。 一音「冬斗、どうして美術室なの?」 冬斗「図書室の方が良さそうと僕は思うが、......きっと人が多い、からな。おれは」 知歩「なるほど.....」 隼人「ま、多分他の奴らも最終的に此処に来るだろうけどな。そんときは図書室に行けばいい」 其れから殆ど喋らず、4人は夢中で探した。 数分後、知歩はある物を見つけた。 知歩「ねぇ、皆来て」 一音「どうしたの?」 知歩「なんか、よくわかんないものが落ちてて......」 知歩が指差す先には林檎ほどの大きさの光り輝くのような物があった。 隼人「なんだこれ。先生の部品(パーツ)か?」 隼人は拾い上げ、まじまじと見つめる。 冬斗「隼人、あまり迂濶に触らない方が......」 すると、それが光出した。 知歩「眩しっ.....」 辺りが白い光に包まれ、知歩達が次に目を開いた時には_______。 見覚えのない、古風な街だった。
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