ポニーテールとバトン
8/10
読書設定
目次
前へ
/
10ページ
次へ
私は大きな声で応援する。 「めぐちゃーん、がんばれー」 めぐちゃんは、幼稚園児とは思えぬ背の高さで足も長い。信じられない歩幅で1位の子との差を縮めるが、なかなか追いこせない。 順位は2位のままアンカーの勇治郎くんにバトンが渡ることとなった。 私は叫ぶ「勇治郎くーん、がんばれー、謝ってくれてありがとー」 すると勇治郎くんがこちらをチラッと見た。 スピードが速くなる。もう少し、もう少しで追い越せる。
/
10ページ
最初のコメントを投稿しよう!
19人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
345(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!