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人懐っこい犬っ子 孤高の人狼っ子
みらいとこのはが通学路を歩いていると
凄い勢いでみらいに抱きつく人外っ子が
???『みーら、いー!わんっ』
ズドン
みらい『ぐはっ!?』
お尻から生えている尻尾をバタバタ振り
みらいの顔を舐める謎の人外っ子が現れた
ペロペロペロペロ
みらい『や、やめろ!シロ、舐めるな』
シロ『えーヤダ!止めない。シロみらいのこと好きだもん♡』
ペロペロペロペロペロペロペロペロ
このは『な!離れろこのメス犬!みらいは僕のだぞー』
みらいから引き剥がすこのは
みらいに抱きついたこの子は 犬の人外戌山シロ
(いぬやま)
シロ『はなせ、はなせ!1日ぶりのみらいなの!もっと舐めさせろ〜』
このは『こ、こいつ、我を忘れてやがる』
ジリジリとみらいに近づくシロ
すると、みらいは落ちていた棒を拾いシロに見せつける
みらい『ほーらシロ、この棒ほしいか?』
シロ『はっはっ♡欲しい!』
みらい『ならとってこいや〜アホ犬ー!』
ぶんっ!ぴゅ~ぅ〜
来た方へ思いっきり飛ばすみらい
それを、全速力で取りに行くシロ
シロ『わん!わん!わん!』
みらい『ふぅ、たくっ朝からなんなんだ』
このは『発情期だよ発情期、まったく節操がないんだから。ぷんぷん』
みらい『お前もな』
このは『へ?……』
てくてく
このはを置いて歩いていく
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