人懐っこい犬っ子  孤高の人狼っ子  

1/2
前へ
/22ページ
次へ

人懐っこい犬っ子  孤高の人狼っ子  

みらいとこのはが通学路を歩いていると 凄い勢いでみらいに抱きつく人外っ子が ???『みーら、いー!わんっ』 ズドン みらい『ぐはっ!?』 お尻から生えている尻尾をバタバタ振り みらいの顔を舐める謎の人外っ子が現れた ペロペロペロペロ みらい『や、やめろ!シロ、舐めるな』 シロ『えーヤダ!止めない。シロみらいのこと好きだもん♡』 ペロペロペロペロペロペロペロペロ このは『な!離れろこのメス犬!みらいは僕のだぞー』 みらいから引き剥がすこのは みらいに抱きついたこの子は 犬の人外戌山シロ                    (いぬやま) シロ『はなせ、はなせ!1日ぶりのみらいなの!もっと舐めさせろ〜』 このは『こ、こいつ、我を忘れてやがる』 ジリジリとみらいに近づくシロ すると、みらいは落ちていた棒を拾いシロに見せつける みらい『ほーらシロ、この棒ほしいか?』 シロ『はっはっ♡欲しい!』 みらい『ならとってこいや〜アホ犬ー!』 ぶんっ!ぴゅ~ぅ〜 来た方へ思いっきり飛ばすみらい それを、全速力で取りに行くシロ シロ『わん!わん!わん!』 みらい『ふぅ、たくっ朝からなんなんだ』 このは『発情期だよ発情期、まったく節操がないんだから。ぷんぷん』 みらい『お前もな』 このは『へ?……』 てくてく このはを置いて歩いていく ⇒
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加