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そ、そんな、夢みたいなことがあるとは!
あたしは、ソッコーで、言っていた。
「好きです! 付き合って下さい!!!」
「え?」
イケメンは、驚いた。
あたしは、畳み掛けるように、言った。
「あたしは、その掛軸の平安武官さまに一目惚れしたんです。だから、あなたは、奇跡の存在です!」
あたしが、そう叫ぶように、説明すると、イケメンは、笑った。
「ああ、そうなんですか、、。じゃあ、ご先祖様に感謝しないとな。女子高生から、好かれるなんて」
そして。
あたしは、そのイケメンの電話番号を、ゲットした。
これから、平安武官さまのご子孫と付き合えるかは、かの源氏物語を書いた紫式部でも、想像出来まい。
end
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