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「とりま、隕石が地球にぶつかることは地球人みんな知ってるわけよ」
「そうだね。今の科学なら衝突する日時も場所も割出せるだろうね。ニュースでもやってるだろうし、下手したら向かってくる隕石を肉眼で見えるかもね」
「そんで、一週間後に地球が終わるってなったら、みんなパニクるじゃん?」
「確かに。学校や仕事に行ってる場合じゃないし、お金をたくさん持ってても価値なくなるよね」
「だから、そうなった時慌てないように、今の内から準備しておこうってわけ」
「ギャル仲間の危機管理能力、高っ!」
「ツレが言ってたんだけど、電気ガス水道も止まるかも知れんって」
「そうだよね。働く人がいなくなったら機械設備を動かしてくれる人がいないんだもんね」
「電気なくなったらスマホ充電出来ん」
「そこ重要?」
「電源入らないスマホなんて、文鎮くらいしか使い道ない」
「その地球最後の日の季節にもよるけど、夏場だったらエアコン動かなくて暑くて大変そう」
「汗だくとかマジ無理。ガスも無かったら、料理もシャワーも出来ん」
「水道も止まったら厳しいね」
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