第一章-Dream coming-

13/16

6人が本棚に入れています
本棚に追加
/110ページ
一山「おい!おい!大林!!!!」 大林「なんだぁ?寝起きなんだからさぁ」 一山「これ見ろ!!!!」 俺は二つ目のスマホで、偽造した五十嵐のアカウントを作り、 千田が死んだと一つ目のスマホに送ったものを見せた。 一山「なんで、みんな死んでいくんだよ」 噓だ。俺が殺しているだけ。全部お前のせい。汚点の分際で調子に乗るな。 大林「殺された。殺人事件だ。」 なんでわかったんだ?、、、、、夢! 俺の犯行が夢の中で見られた!? 大林「俺が犯人を見つける。」 一山「え?」 大林「俺が、この殺人一族の最悪最低な一族、"大林一族"を一から変える!」 俺の名前の意味が分かった気がした。 このクソみたいな汚点を消せ。誇れる十代目になれ。 お前は、大林十田だと。 そんなことを言い聞かされたことを思い出した。 ----- 大林が、この"大林一族"を一から変えるなんて言ったが、 そんなことを言っても、全然情報が集まってない。 がんばれw犯人はすぐそこにいるぞwww 一山「だいじょうぶか?顔真っ青だぞ~」 大林「ちょっと、休む。」 休め休め!w 俺がその間にだれか殺してやるからよぉwwwww ...寝てしまったなぁ一変。 残念だ。 久しぶりに廃工場へ来た。またいじめられている。あの時の子だ。 一山「おいおい、まじかよぉw」 いじめっ子「え。なんで、、お前がここに!」 一山「さようなら~」 いじめっ子「うううぐうあぁぁ!」 馬鹿馬鹿しい。人殺しが本当に助けてしまった。 男の子「うわぁぁぁ!」 人が死ぬところを初めて見たのか...。 帰ろうかな。 家に着いた。 一変は、包丁を持ちながら玄関で寝ていた。 やっと一族を理解したか。コイツも、ほかの"大林"みたいに "殺人鬼"になるかもしれない。 一山「おい!おい!」 大林「はっ!」 一山「大林!!だいじょうぶか!?」 一山「だめだ、そんなことしたらだめだ。」 一山「俺の家族は、殺人鬼に殺されたんだ。だから。やめろ」 さぁ、こんな発言でお前の心は変わるのか??? 殺人鬼になるならこんな発言きれいごとでしかないだろう?? 大林「ごめん、一山。俺が間違ってた。」 は?ふざけんなよ。汚点がよお 一山「俺は、家族を殺されたから、ほかの親子がうらやましいんだ。」 一山「内心、殺してしまいたい。」 大林「一山、だめだ。そんなことしたら、"大林一族"になってしまうだろ。」 俺はもう大林一族なんだよ。馬鹿が。 早く俺の正体を突き止めてみろよ! 一山「ごめん。なんか感情が、高ぶった。」 五十嵐「ていうか俺、全然貢献してねぇじゃん!」 大林「また、どこから入ったんだよ怒」 影が薄いなぁw 死んだ奴は全部俺が殺した。なぁんて、わかるわけないかw 五十嵐が邪魔だな、五十嵐を犯人にするよう誘導するか。 一山「なぁ、数字だけにとらわれるなって、」 大林「え?」 一山「数字、漢数字だけにとらわれるなって、千田が、メールに。」 大林「なるほど。」 五十嵐「おれ、仕事入ったから帰るわ!」 一山「おう!またな~」 五十嵐は俺がメールしておいた。しあさっての11:00に廃工場にこい。と。 その廃工場には、ボスに頼んで"篠原"を潜ましている。 一連の流れはこうだ。 10:30廃工場にテロ組織がいると通報 11:00五十嵐が廃工場へ着く。 11:10"篠原"がターゲットを補足。いつでも撃てる。 11:30俺たちが廃工場へ到着。 11:31"篠原"が五十嵐を撃つ。 11:35俺たちがテロ組織だと思われ連行される。 12:30俺が何とか説得し、警察署から出る。 こんな感じだな。 一山「じゃぁ、俺はスーパーでも行ってなんか買ってくるか。」 大林「おう、いってら」 俺はネットカフェに来ていた。 はぁ、篠原ちゃんとしてくれるかなぁ。 そうだ、東大医学部合格者の名前から五十嵐を消しておこう。 これで五十嵐は偽名だと思われ犯人と思い込ませることが可能。 十分後 よし。できたし帰るか。
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加