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警察「おい!こいつらを取り押さえろ!」
大林「誤解です!」
一山「ここに来たら急に!バンって!」
三原「やめてよ!」
結局のところ、今は警察署の中で三人そろって座っている。
通報したのは俺だ。
でもそんなことみんなは知らないし、知っても俺は損失しかない。
一山「なんか、誤解だって話しても無駄っぽいね。」
なんか、裏で警察に賄賂を渡すとすんなり返してくれた。
ラッキーw警察もちょろくなったなw
帰り道、おれはみんなとはぐれ五十嵐のもとへ行った。
そこにはなぜかまだ"五十嵐だったもの"がいた。
一山「残念だったな~いーがーらーしーww」
「...」
一山「もう死んでっかww」
一山「千田といい、五十嵐といい、バカばっかりだなw」
一山「...お母さん、お父さん、俺が大林一族をまた復活させるからね」
一山「...自己満足だな。」
帰宅した。はぁ、疲れたなぁ、もう、昼過ぎか、
一山「おやすみぃいぃ...」
大林「俺も寝るわ...」
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一山「おっはよー!」
大林「おう。」
大林は無意識にパソコンを開いていた。
きっと、捜査の癖だろう。通知のところにメールが一件。
大林は驚いていた。
三原が死んだというメールだ。
俺がサブ垢で送っていた。昨日。ちなみに殺したのは俺だ。
メールがまた一件。
「お前が深堀したからだ。」
お前のことはよくわかっている。
こんな近くにいるからなw
大林「なぁ、一山。」
一山「?」
大林「毎回死んだ報告しに来たのお前だったよな...。」
一山「そうだけど...どしたん。」
大林「一回目の十影の死のときは、二郎のメールを見してきたな。」
大林「二回目の千田の死の時は、五十嵐のメールを見してきたな。」
一山「うん」
大林「お前...。」
やっと気づいたか?俺が犯人と!
遅かったなぁぁw
大林「人脈広いなw」
一山「また笑った、キモ」
大林「なんか言ったか?」
一山「いや...なにも」
なんだよ...違うのかよ、キモ。
汚点の考えることはわからん。
大林「なぁ、一山、最近二郎とは合わないのか?」
一山「あぁ...あんまり会ってないなー」
一山「ちょっと呼んでみる!」
そうして、二郎がやってきた。
一山「大人数楽しいいいい!」
大林「みんな何歳?」
二郎「31歳だー!」
五木「もう言いましたけど、、。」
七海「34歳。」
一「29歳です。」
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10:29
もうみんな寝た。
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7:00
みんなを送ってやった。
だるかったーw
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7:30
大林が起きた。
こいつはもう俺の正体を知ることはできない。たぶん。
少し交渉してみる。
一山「なぁ...。」
大林「ん?」
一山「もうさ、大林一族変えなくてよくね」
大林「でも...。」
一山「こういうことすると俺たちも危なくなるぜ?」
さぁ、やめろよw
あきらめろw
さぁさぁ!
大林「俺は、、、絶対にやめない。」
は?なんでだよ
もう手掛かりなんか一つもないはずだ。
どうかしてる。
どうかしてるぞ。
一山「そうか...。」
朝ご飯を食べる。
人を殺す。
お昼ご飯を食べる。
大林をだます。
夜ご飯を食べる。
寝る。
そんな面白くない日常が続く。争いの意味とは、なんなのか。
でも、汚点を消すことができたのならば、話は別だろう。
達成感はこれまでに感じたものでは表せないものだろう。
これまでに死んでいったやつらはさぞ、残念だろうな。
俺は...汚点を消し、この変わりきった大林一族を戻す。
殺人一族の名字に戻す。犯罪者呼ばわりの名字に。
俺はまだ騙し続ける。汚点、大林一変を消すまで。
この一族は俺が続ける。
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