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朝 8:10
いつも通り話し合いの時間ができた。
ここで自分の推理をみんなに聞かせる。
タカシ「わかったことがあるんです、、!」
自分は昨日書いたメモと一緒に自分の推理を話した。
するとみんなが納得し、高梨マナさんを見つめた。
マナ「バレた。バレた。犯行が、、、、。」
急にマナさんの態度が変わった。
マナ「ねぇ、、、、バレた、、、、でもさ。」
マナ「仕方ないじゃん?」
、、、、!
やばい、、、、、異様な空気が宿全体に漂う。
マナ「ただ愛してくれればよかったんだけどなぁ、、、、。」
マナ「大体あいつが純愛気取ってたから、、、、、。」
マナ「あぁぁぁぁぁぁ!」
タカシ「落ち着いてください、、、!!!」
この狂気を落ち着かせるためにやさしく囁いた。
マナ「バレたぁぁっぁあぁ!ねぇ、、、、」
マナ「バレた。ねぇみんな、祈って?」
「、、、、?」
マナ「私のために。」
マナ「誰も私の味方じゃないの、、、?」
マナ「そうだよ?マナは殺人鬼。それでも付き添って、、?」
ゴロウ「霧が、、、、晴れた?」
晴れたと同時にwifiも回復した。
ゴロウ「すいません、、、!警察ですか、、?」
マナ「私は私のこと何もわかってないんだぁ。」
マナ「ねぇ、あなたも同じでしょ?」
マナが凶器に満ちた瞳でこっちを見て、刃物を出す。
ケイ「おい!押さえろ!!!」
マナ「バレたぁぁぁぁ!!!!誰か、、、私の味方になってよおぉおっぉ!」
マナ「私のためにぃぃいぃぃぃぃいい!」
客がマナを抑える前に刃物は目の前にあった。
プスッ、、、、。
タカシ「くっ、、、、。」
刃物の先端1cmが自分の腹部に突き刺さる。
痛い、、、、痛い、、、!
マナ「痛いでしょう、、、?じゃぁっ祈れ!あなたも同じでしょ!?」
ケイ「だまれ、、、!」
急いでそこにあった長椅子に横たわる。
マサトとミサが手当してくれている。
痛い、、、、!
あああぁぁ、、、、。
大林刑事、、、、殺人事件だ、、、、。
久しぶりに会えますね、、、、。
マサト「おい!タカシ!今警察と救急車が来るからな!」
ミサ「頑張って、、、、!」
タカシ「、、、、おう、、。」
ピーポーピーポー
10分ほどで、警察と救急車が到着した。
大林刑事も来ている。
自分のほうを見て少し笑っていたような気がする。
そしてこう言った。
大林「よくやった。」
普段笑顔を見せない大林刑事だが。
この時は自分を見て安心したように少し笑っていた。
僕は大林さんについていこうと思った。
""これが、もう一度検察官になろうと決意した瞬間だった。""
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