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大林一族率いる犯罪宗教集団による、大量殺人。
及び、強姦、窃盗、器物破損、無免許運転。
予期していなかった。
メールは5:00を書かれていた。
だが、始まったのはちょうど当日になる0:00だった。
五十嵐や、SWATのb.c班は偵察で遠くまで行っている。
すぐには来れないだろう。
大林たちは焦ったように動いた。
朝垣「既にswatの要請は済んでいます。」
大林「全員揃ったな。」
朝垣「はい。」
紫龍「はい。」
億満「はい。」
広瀬「はい。」
以上、5名による特殊課による14年ぶりの活動再開。
それは。
"大型事件特殊対策零課"通称"零課"の始動であった。
そして今回はFBIのSWATとの共同作業なのだ。
クリス「Let's go!」
SWATの点呼が終わり、これから出動する。
大林「これより、零課及びSWATとの大林一族の無力化を目的とする、
大林一族一斉検挙を開始する。」
大林「警察は、零班はSWATのa班と今すぐ出動。
一班はb.c班と遅れて現場へ到着。」
班一覧
零班
大林刑事
朝垣刑事
広瀬
一班
五十嵐
紫龍
億満
a班
クリス
サーブ
マルス
b班
スティーブ
アレックス
ヴァレンタイン
c班
ルイス
ケイティ
キース
2038年10月29日0:07 午前 零班及びa班 現場到着。
土浦「いいねぇ!最っ高だ!!!」
十田「あっはは!死ね!死ね!馬鹿どもぉぉおお!」
七海「ふはははは!死ねぇぇぇぇ!!!」
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篠原「馬鹿ども、みんな、消えろ。」
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ここは本当に、東京なのか?
港区か?麻布か?
地獄の間違えじゃないか?
ドゴォォオァッァァァンンン!!!!!
...なんだ。
爆発...やめてくれ。
もうやめてくれ...。
死んでゆく、
壊れてゆく、
枯れてゆく、
人が、
街が、
木が。
一刻も早く大林を見つけなくては...!
以前まで一族の拠点だった廃工場は、
跡形もなく爆発されていた。
大林「どこだ...!大林はどこだ...!」
ザザアァァ
無線が鳴る。
何かわかったのか、
急いで無線を手に取る。
クリス[ミツカリマシタ!]
大林「....はい....今から向かいます...!」
大林一族の居場所が特定された。
今から、その場所へ向かう...!
2038年10月29日0:12 午前 一班 現場到着。
タカシ「着いた...!」
紫龍「大林は東京タワーにいる。」
億満「おいおい...。」
そうして、本部から東京タワーまで急いで向かった。
c班は、まだなのか!?
早く来てくれ!!!
2038年10月29日0:20 午前 b班 現場到着。
ヴァレンタイン「東京タワーに着イタ。いまから上がりまス。」
エレベーターが使えない。
ならば、階段を最初から上る...。
スティーブ「GO!」
カンカンと、
金属の音が鳴り響く。
上から見る景色は最悪だ。
港区全て真っ赤に染まっている。
未だに爆発音は鳴りやまない。
2038年10月29日0:50 午前 零班 一班 a,b班 東京タワートップデッキ 到着。
窓ガラスがすべて割れている。
きっと、飛び降りる準備なのだろう。
鉄の階段を登り切った先には、大林一族がいた。
そして、七海警視じゃない七海警視。
タカシ「七海警視...。」
圭吾「僕は七海じゃない。圭吾だ。」
タカシ「...。」
後にカンカンと金属の音が近づいてくる。
そう、遅れて来たのは大林刑事だ。
大林「はぁ...お前らの負けだ。」
タカシ「大林一族を一斉検挙しにきました。」
紫龍「もう、諦めろや!」
朝垣「下には落ちれませんよ。下には救助用のクッションがあります。」
広瀬「...大人しく、こちらへ来て下さい。」
億満「そうだよ~。」
土浦「はは、何もわかってないんですね!」
十田「負けたはそっちだよ。」
圭吾「あと一人、いたよねー。大林一族。」
あともう一人...?
誰だ...?
まて...まて...まさか!
お前が...!
億満「それじゃぁね。」
お前...だったのか...?
億満四保は素早く大林へ銃口を向け、ゆっくりと安全装置を外す。
そしてトリガーへ力を入れる。
タカシ「お前...やめっ!」
バァン!
激しい銃声が耳を刺した。
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