第一章-Dream coming-

6/16

6人が本棚に入れています
本棚に追加
/110ページ
俺が、この"大林一族"を一から変える。 そんなことを言っても、全然情報が集まらない。 どうするか、五十嵐に相談するか?三原は相談しても意味なさそうだな。 千田は...いないのか。 一山「だいじょうぶか?顔真っ青だぞ~」 大林「ちょっと、休む。」 休んだら、また誰かが"大林"に殺されてしまう。 だから、寝たら、だめ、遅くま、、で作業している、、から あぁ、、、、眠気がぁ、、、、、 ----- 「おいおい、まじかよぉw」 「え。なんで、、お前がここに!」 「さようなら~」 「うううぐうあぁぁ!」 ----- もう最近、この音に慣れてきた。 もう人の死が怖くない。 今なら人を殺しても何も思わなそうだ。 はは、、、、見慣れた死体。 聞きなれた悲惨な音。 もうだめだ。 一山「お...い...おい!」 大林「はっ!」 一山「大林!だいじょうぶか!?」 俺は、包丁を持ちながら玄関で寝ていたらしい。 もうだめかもしれない。おれも、ほかの"大林"みたいに "殺人鬼"になってしまうかもしれない。 一山「だめだ、そんなことしたらだめだ。」 一山「俺の家族は、殺人鬼に殺されたんだ。だから。やめろ」 初めてだ、一山から命令口調が出たのは。 なんか、心に響いた。 我に返ったような気がした。 大林「ごめん、一山。俺が間違ってた。」 一山「俺は、家族を殺されたから、ほかの親子がうらやましいんだ。」 一山「内心、殺してしまいたい。」 大林「一山、だめだ。そんなことしたら、"大林一族"になってしまうだろ。」 俺は、こんなこと言う一山を見たことがないから 怖くて何とか説得した。 一山「ごめん。なんか感情が、高ぶった。」 現在令和六年 6月12日 7:36 "大林一族"の捜索を開始する。 五十嵐「ていうか俺、全然貢献してねぇじゃん!」 大林「また、どこから入ったんだよ怒」 とりあえず、人物をまとめよう。 大林一変:俺 一山:友達、同棲してる 五十嵐押:医学部卒業のエリート 千田:死んだ 二郎智之:一山の友達 十影:死んだ "大林一族" 一ノ瀬 一回目の犯人 二宮 二回目の犯人 三郎 三回目の犯人 よし、こんな感じだろう。 もし今、俺たちぐらいの"大林一族"の一人がいるとしたら 何代目だ?数字に表すとどんな字になる? 考えろ。俺は今23歳。 三回目の平成元年から毎年事件を起こしている。ということは、 8代目!8?そんな数字が入った人は俺の周りにはいない。 なぜか安心している自分がいる。 一山「なぁ、数字だけにとらわれるなって、」 大林「え?」 一山「数字、漢数字だけにとらわれるなって、千田が、メールに。」 大林「なるほど。」 五十嵐「おれ、仕事入ったから帰るわ!」 一山「おう!またな~」 漢数字だけにとらわれるな?漢数字以外に何があるんだよ? 千田はやっぱり頭がいいな~。 あれ?漢数字だけにとらわれるな?なんでわかるんだ? 千田は、犯人を知っている?! 俺や一山に教えるということは、近くに犯人がいる? 千田、ありがとう。 はかどりそうだ。
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加