第一章-Dream coming-

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一山「今思ったけど、十影さんを殺した大林と、 千田を殺した大林は違う人なのかな。」 大林「そりゃぁそうだろ...。」 俺たちは今、"バタフライという会社"の前にいる。 9:00に集合なのだが今の時刻は9:05 大林「遅刻しやがったな三原」 遅れるとかおかしいだろ。 三原「ごめぇぇぇん!遅れたぁぁぁ!」 一山「遅いぞ三原さん!」 三原「ごめぇんってぇぇ。」 大林「じゃぁ、行くか」 俺んちには地下がある。 そこで会議をするつもりだ。 9:30地下室についた。 三原「あ、それで、これ資料」 大林「お前にしては上出来だなw」 一山「大林が、、、笑った、、、キモ」 何か聞こえた気がしたが聞こえなかったことにする。 資料について話し合う。 三原「そいで~、五十嵐は十影のことが好きだったの!フゥゥゥゥッッ!」 大林「お前、コイバナになるとすぐ興奮するな。」 そんな話をしてたら、一山が何か気づいたらしい。 一山「大林、一回目の夢、、、どんな夢だった?」 内心あまり覚えていない。でも、うすうすなら。 確かこんな感じだった。 ----- 「、、、動くな」 「この子だけはやめてえ!」 「俺を捨てたくせに」 「やめてぇっぇえ!大林ぃぃ!」 ----- 一山「十影さんと二郎、子供作るの早すぎやしないか?」 大林「たしかに、付き合った頃にはもう赤ちゃんいたもんな。」 三原「百田ちゃんは、十影さんの子供じゃないの。」 どういうことだ、でも確かに辻褄が合う。 三原「百田ちゃんは、千田君の子だったの。」 一山「おうおう、話の展開が早すぎるぜ!」 大林「じゃぁなんで大林って叫んだんだよ。」 一山がしゃべり始めた。 一山「俺の憶測だけど。こうおもうんだ。ー」 一山の推理はこうだ。 五十嵐は十影のことが好きで、百田ちゃんを二郎との子供だと思い、 二人を殺す犯行に出た。そして、そのあと二郎と何らかの理由で一緒になり 千田の子供ということを知る。 そして、自分に愛する十影を殺させた千田に怒り、千田を殺害。 こんな感じの推理だった。 大林「お前天才か?」 三原「かっこいい!ボソッ(大林君のほうがかっこいいけど。」 三原「要するに、行き過ぎたストーカーってことね!」 これまでの大林一族と同じだ、親子が殺害されている。 これは確実に黒だ。 大林「犯人は五十嵐押、いや、大林押で確定だな。」 一山「あとは、押がどこにいるかだな。」 大林「そうだなー。あいつがよく行くところとかはないのか?」 みんな黙り込んだ。 大林押はみんなの目に入らないところで行動しているというわけか。 一山「あっ!隣のマンションの後ろの廃工場!」 大林「なんでそんなところ見たんだよ。」 三原「まぁ、行ってみるしかないわね!」 11:30その廃工場前に来た。 そこには、大林押がいた。 大林「おい!お前、、、八代目の大林一族だな?」 一山「十影さんも、千田を殺したのも」 三原「全部あなたね!」 押が驚いた顔でこう言った。 押「え?いち、、、」 バァァァン!!! なんだ!?銃声!? 一山「うわぁっぁ!」 三原「大林君!!」 打たれていたのは、五十嵐、、大林押だった。
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