第三章-Dream end-3

22/22

6人が本棚に入れています
本棚に追加
/110ページ
勝利を確信し、上を見た。 屋上があった。 人がいた。 銃があった。 青ざめた。 西田「いるねぇwww」 ドガンと大きな音をたて、SATのアーマーを突き破った。 [何!?] まずい...屋上に一人。 一変「屋上にいる!気を付けろ!」 [了解。] 俺たちは、ほかの場所へ行こう。 多分、ここに鈴木、神谷、一山、広瀬はいない。 一変「いくぞ、二人。」 2040年6月2日9:51 午前 しかし...どこにいるというんだ。 やっぱり、あのホテルにいたのかな。 いや、そんなバカじゃないだろう。 [一名確保、一山の居場所確認。] 無線が鳴った。 一変「どこだ!?」 [携帯で送る。] 携帯に通知が来た。 画像だ。 なんだ、これが居場所か? ===== タイムズ港区立麻布十番公共駐車場 ===== 駐車場...? なんで駐車場なんだ? もっと、いいところあっただろう。 戸塚「そこへ向かえばいいんでしょ?」 そういうと、戸塚は俺と五十嵐を乗せて車を飛ばした。 時速70km、バリバリ道路交通法違反だ。 だが、緊急事だ。いいだろう。 これは、異動かな。 2040年6月2日10:32 午前 駐車場へ着いた。 いた...。 一変「こんな静かな戦争、初めてだよ。」 そう言うと、鈴木が動いた。 鈴木「たしかに、そうかもね。」 笑いながら、明るく発言し返した。 戸塚「ここにいるのは、あなた達だけですか?」 神谷「それしかねぇだろ。」 ここにいるのは4人。 鈴木、神谷、広瀬、一山。 鈴木「酒井君とかは、ホテルに置いてきたよ。」 鈴木「ここへ来たということは、だれか捕まったのかな?」 焦りを感じない話し方。 鼻につく男だ。 タカシ「電話の男は、鈴木さん、あなたですか?」 鈴木「電話の男...?あぁ、そうだよ。」 お前だったのか...! なんなんだよ、それじゃぁ仮面の男は? 一変「仮面の男は?」 2040年6月2日10:37 午前 鈴木「あー、広瀬君だね。」 なんだ...と!? あの仮面の男は広瀬だったのか!? まじかよ...。 鈴木「まぁ、仕事は少なかったけど、いい役だったね。」 ふざけるな...!!! 一変「射撃準備。」 鈴木「無駄だよ?アーマーを黒田工場から奪ったからね。」 そんなことは、知っている。 わかりきったことをほざくな。 タカシ「じゃぁ、試してみましょうか。」 鈴木「いいネ...!」 言い切る前に、ピストルを胸に打ち込んだ。 すると、弾丸は胸に当たると砕けちった。 鈴木「これは発砲...。」 一変「んなことは知っている。」 でもこれは...かなりまずい状況だな。 多分、みんな死ぬ...!!!
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加