第三章-Dream end-4

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第三章-Dream end-4

タナカイHOTEL―――。 1[こちら一班、目標は、4人。] 2.3.4[了解。] これから、HOTELへの侵入を開始する。 まず、左右に5人配置。 真ん中に、10人配置し、一気に突撃。 そうすると、左の棚から男が出てきた。 酒井「おうおう、拳でやろうじゃねえか!」 2[射撃する。] 大きな銃声が鳴り響き、目標に命中するがダウンしない。 おそらく、CMFアーマーを着用している。 3[では、麻酔銃に変更。] 1[うなじを狙え。] 2040年6月2日9:51 午前 一斉射撃をし、見事命中。 うなじには麻酔が入り、眠りにつく。 1[2.3.4班、上へ移動する。このまま制圧を進める。] 了解。 そう返事をした後、我々は驚いた。 2階には、大量の爆弾があった。 3[ガード!爆弾だ!] ガードの遅れたものは、重傷だ。 もう助からない、見捨てるしかない。 仲間を置いていくのは苦しいが、先へ急ごう。 50人から35人に減少。 かなりまずい、応援を頼む。 4[応援、応援を要請する。] ----- 2040年6月2日9:50 午前 重要会議室―――。 井上「近藤大臣、ですがTOの...。」 近藤「ダメだ。」 近藤「TOは、完全に消し去る。」 本当に言っているのか?コイツは。 近藤「資料を出せ、私が直々に消す。」 井上「ダメだ、何のために作ったと思っているんですか。」 TOがなければ、この国は終わる。 近藤「違法は違法だ、違法な装備をさせるほうが悪いではないか。」 井上「ですが...!」 2040年6月2日9:51 午前 [応援、応援を要請する。] 無線が鳴り、声が聞こえる。 応援?応援が必要なのか? 井上「ま...。」 まて。そう言おうとしたがやめた。 これはチャンスかもしれない。 井上「今...様性をする、その場に待機。」 [了解。] 近藤「何をするつもりだ、井上陸将。」 何も言わずに、携帯を手に取る。 プルルルル [20名、準備完了。] それは、私が教育した最高の存在。 だから、この舞台に指名した。 彼らなら、やってくれるだろう。 2040年6月2日9:54 午前 近藤「それは...TOか!?電話を切れ!」 いやだ...TOは必ず役に立つ! 近藤「やめるんだ!井上!」 大臣が銃を構える。 おびえている表情だ。 [我々は、陸将の指示を受けることで活動が可能です。] [出動しますか?] 撃たれる...。 だが、現場では...もっとたくさんの人が撃たれているはず。 だから、私が...ここで...やらなければ...!!! 井上「対大林課零係兼特殊部隊」 近藤大臣が声を荒げる。 近藤「やめろ!井上!」 井上「TO、出動。」 大きな銃声が鳴り響く。
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