てんやわんや

今回のコンテストには「パニック」というテーマが与えられている。
気晴らし、あるいはアイディア探しに「パニック」という言葉について検索してみる。

昭和の終わり頃、愛知県で信用金庫の取り付け騒ぎが起こったそうだ。
流言飛語のため、ある信用金庫が「危ないらしい」という噂が広まった。パニックにおちいった預金者たちから、あっという間に20億円の預貯金が引き出され、あわや倒産という状態まで陥ったそうだ。警察や日銀まで総動員で、なんとか沈静できたそうだ。
流言飛語の数々が「職員が5億円持ち逃げした」とか「理事長が自殺した」とか、噂の恐ろしさを如実に感じて震え上がります。

なかなか興味深い話しではありますが、これを短編小説に仕立て上げるには、とても時間が足りないようですね。