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今日も、仕事だあ~!
今日は…どんなお客様達が来るんだろう。
自分の好きなことを仕事にできるなんて
こんなに幸せなことはないよなあ~♪
ワタシ
白河 美依柰
「ふんふふ~ん♪」
仕事につかう、自分のカートの準備を進め
いつでもお客様対応出来るようにしていく。
チリンチリン
あ、お客様だ!
ワタシ
白河 美依柰
「いらっしゃいませ~♪」
って、あれ…いつもはみんなも
元気よく、挨拶するのに…
ワタシは…入ってきたお客様に顔を向ける。
無愛想な男
「…」
ああ、なるほど
もう…仕方ないなあ…
ワタシ
白河 美依柰
「お客様、初めてのご来店ですね♪
本日はどういたしましょうか?」
ワタシは、そのお客様を見上げる。
無愛想な男
「カットをしてもらいたいのだが。」
ワタシは、頷いた。
ワタシ
白河 美依柰
「カットですね!お任せくださいませ~♪
では…さっそくお席に、ご案内いたします。」
そのお客様は、ワタシが案内した
洗髪台の椅子に座り
ワタシは、その背もたれをゆっくり倒す。
無愛想な男
「フンッ…」
男は、さっさと目を閉じてしまい
ワタシはまず、髪を濡らしていく。
ワタシ
白河 美依柰
「お湯加減はいかがです?
かゆいところとか、ありませんか?」
そのお客様の髪の毛を
温かいシャワーで流してるんだけど
もしかしなくても、この黒髪って
ば、ばばばば…バージンヘアー!?
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