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黒髪の男性
「ふむ…悪くないな…」
そのあと、カットクロスを脱いでもらって
すぐ、美髪の男性は着ているスーツの
上着の内ポケットから手帳と万年筆を取り出し
メモスペースになにか、書き込み始め
根本からちぎりながら立ち上がり
スッと差し出してきた!
ワタシ
白河 美依柰
「柊…光仁…、あ、あの…これは?」
男性は、ほんのわずかに微笑む。
柊 光仁
「それは、私の連絡先だ
君の仕事終わりで構わない…
話したいことがある。」
ワタシは小さく頷き
その、渡されたメモを受け取り
ズボンのポケットにしまった。
ワタシ
白河 美依柰
「ぁ、あの…そしたら、お会計しますね。」
柊さんは、頷き…一緒にレジに向かって
カット&シャンプーの料金を伝える…
柊 光仁
「クレジット、一括で…」
ワタシは頷き、レジにて渡されたクレジットで
お支払をし、レシートを差し出すと
柊さんは、そのレシートを受け取り
颯爽と美容室を後にした。
なんていうか…不思議な人だったなあ
ちょっとだけ、カッコ良かったし…//
美容師仲間(♀)
「美依柰、お疲れ様…ありがとう…
って、なにボケーっとしてるの?」
はっ!?
ワタシ
白河 美依柰
「あっ、ご…ごめん!
で…なんの話しだったっけ?」
ワタシは、美容師仲間に
顔を向けて苦笑する。
美容師仲間(♀)
「もお~!だから、さっきの強面のお客さん…
対応してくれてありがとうっ、て話し!
見た瞬間、足がすくんじゃって…
ほんと…助かったわ。
じゃあ、それだけ…次のお客さんの
対応しないといけないから。」
ワタシは頷き、その後も
別のお客様の対応を、進めていく。
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