✂来店したのは…✂

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黒髪の男性 「ふむ…悪くないな…」 そのあと、カットクロスを脱いでもらって すぐ、美髪の男性は着ているスーツの 上着の内ポケットから手帳と万年筆を取り出し メモスペースになにか、書き込み始め 根本からちぎりながら立ち上がり スッと差し出してきた! ワタシ 白河 美依柰(しらかわみいな) 「柊…光仁…、あ、あの…これは?」 男性は、ほんのわずかに微笑む。 柊 光仁(ひいらぎみつひと) 「それは、私の連絡先だ 君の仕事終わりで構わない… 話したいことがある。」 ワタシは小さく頷き その、渡されたメモを受け取り ズボンのポケットにしまった。 ワタシ 白河 美依柰(しらかわみいな) 「ぁ、あの…そしたら、お会計しますね。」 柊さんは、頷き…一緒にレジに向かって カット&シャンプーの料金を伝える… 柊 光仁(ひいらぎみつひと) 「クレジット、一括で…」 ワタシは頷き、レジにて渡されたクレジットで お支払をし、レシートを差し出すと 柊さんは、そのレシートを受け取り 颯爽と美容室を後にした。 なんていうか…不思議な人だったなあ ちょっとだけ、カッコ良かったし…// 美容師仲間(♀) 「美依柰、お疲れ様…ありがとう… って、なにボケーっとしてるの?」 はっ!? ワタシ 白河 美依柰(しらかわみいな) 「あっ、ご…ごめん! で…なんの話しだったっけ?」 ワタシは、美容師仲間に 顔を向けて苦笑する。 美容師仲間(♀) 「もお~!だから、さっきの強面のお客さん… 対応してくれてありがとうっ、て話し! 見た瞬間、足がすくんじゃって… ほんと…助かったわ。 じゃあ、それだけ…次のお客さんの 対応しないといけないから。」 ワタシは頷き、その後も 別のお客様の対応を、進めていく。
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