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降ろしてもらったら足が震えてちょっとよろめいた。
そこへ丁度、目の前のハンバーガーショップから尾関が出て来た。
尾関は同期だけれど大嫌いなヤツだ。
「今の誰?」
「誰だっていいでしょう」
「誰だっていいけどさなんで涙目?」
何を血迷ったか私は尾関に抱きつき泣いてしまった。
尾関は私を自分から一旦引き離しちょっと横にずらした。
何をするのかと思ったら持っていた買ったばかりのハンバーガーショップの袋を自分のバッグを下に置きその上に置きなおしてから、また私を引き寄せて抱いたのだ。
も〜〜そういうところ!
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