第1章

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「初めましてって言っても、今朝、会ってるんだけどね。 俺は、龍王副総長、南條匠。琉翔高校3年。匠でいい。」 「私は、匠の彼女、大井真帆。同じく3年。真帆でいいよ。」 「俺は、龍王総長、北条斗輝。同じく3年。斗輝でいい。」 「君も教えてくれないかな?」 匠さんが聞いた。 「私は、遠山萌佳-トウヤマモカ-です。1年です。」 「萌佳ちゃんって可愛い名前だね。」 真帆さんが言うから首を横に振った。 「ここに来てもらったのはね、今朝、俺達の事を知らないと言ったよね。その後、屋上で萌佳ちゃんの泣く姿をみたからなんだ。
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