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「匠、アイツの事、調べろ。」
「はっ…お前ー」
確かに女に興味を持ったのが初めてだからな。
匠は信じられないと言う表情で見てきたが『了解』と言った。
だが…情報がない。
「入学式で名前をしろうよ。私が調べてくる」
真帆は入学式に参列しにいった。
「斗輝が女に興味示すとはな。だけど…」
「だけど何だよ。匠。」
「不良でもなさそうなのに、何故ここに来たんだろうな。あの子。
あの泣き顔が切なかった。真帆が言うように消えてしまいそうだったな」
「校門で見た時、お前気づいたか?目に色がないことを…」
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