第1章

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「いや、気づいてねぇーそれにしても、情報がないって気になるな。」 「あぁ。待つしかねぇな。」 真帆が戻って来るまで、気になったまま過ごした。 それは匠もだった。 あの涙が、頭から離れない。 アイツの闇が…辛いものだなんてな… 真帆が、入学式から戻って来た。 「わかったか?」 「うん。名前は遠山萌佳。1-3だよ。」 すぐに調べたが、これまた情報がない。 どう言うことだ。 アイツと目が合ったが、目には色がなかった。 どんな闇を抱えてるんだよ… 気になって仕方ない。
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