第1章

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「おい…」 慌てて振り返ると、2人の男の人。 「あっ、す…すみません」 凄いオーラを持つ2人に、思わず怖くなって謝ってしまった。 「新入生?俺達の事を知ってる?」 「し、知りません。誰ですか?」 「えっ、知らないの? 斗輝、俺達を知らないって…まだまだだな。」 青ざめる男の人。 『斗輝様や匠様に何様なの。あの女』と言う女の人達。 だから『すみません』と言って、その場から逃げた。 『おい!』や『ちょっと待って!』と聞こえたがふり返らなかった。 周りの視線が痛いし、怖い。
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