第1章

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屋上を出て教室に戻る中に、掴まってしまった。 「あなた、今どこから出て来た? あそこは、決まった人しか入れないのよ!」 「それに、朝の斗輝様、匠様への態度は何?」 「知らなくて、すみません。」 謝ると教室に逃げた。 ハァーハァー 教室に入れば… また注目の的。 関わりたくなくて、席について俯いた。 あぁ、唯一の場所にも行けなくなった。 上級生の女の人達に囲まれて怖くて怖くて仕方なかった。
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