学生時代、よくス◯バのフラぺ飲みまくってたら来月ゲーセン行けないくらい小遣い減るよね。

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 すっかり魅了されてしまった綾乃に、平次は益々図に乗る。  「実はこれだけじゃないんだぜ!?  まだ制作中の木彫りの熊と、1/10スケールの木像ガ◯ダム、あとはこのトーテムポールの全高2メートルの巨大バージョンも制作中だ!」  「うっそー!みたいみたーい!」  眼を輝かせる綾乃の首根っこを掴んで、綾乃をボロムーヴを停めた方へ引き摺る夏海。  「綾乃、ガキか! 行くわよ!  付き合ってらんない!」  「ええー! ナッチ嫌だぁ!  もっと七海さんの作品見たいー!」  「だーめ! その訳わからんトーテムポール貰って充分でしょ!」  夏海に連行される綾乃は平次は別れを名残り惜しむ。  「七海さーん! また今度、ちゃんと作品見せてねー!」  「綾乃ちゃんも、また遊びに来てやー!」  ………何とも数奇な出会いだった事か。  
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