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精肉店のタクヤ
「じゃあ仕事に行ってくるね?逃げたら、必ず殺すぞ?分かったか?」
「ウゥ!!」
ワタシは、次の日、両手両足拘束。そして、口枷。
そして、脚立に、大の字で拘束された。
バタン。ガチャンガチャンと鍵をかけ、ご主人様は、出ていった。
17時00分過ぎに帰ってくると、教えてもらう。
現在、08時00分。
ワタシは、命令に從う。
もう、抵抗するのは止めたのだ。
ご主人様。早く帰ってこないかな?
あれから、何時間経ったのだろう?
寝て起きての繰り返しだった。
ガチャンガチャンと音が聞こえた。
音のする方に顔を向ける。
ご主人様だ!!!!
もう、17時00分過ぎだったらしい。
「ただいま。カエデちゃん」
ご主人様が、拘束を解く。
「おかえりなさい………ご主人様……」
ワタシは、今日、登校日だ。
家族は心配してるかな?
そして、もう、一人入ってきた。
スポーツ帽子を被った、痩せ型で黒ぶち眼鏡をかけた、小さな男性だった。
「おい、りょうすけ。この人間も喰うのか?美味しそうだな!!」
「タクヤ?この人間は、喰わないよ。彼女は気に入ったんだ。ほらほら、冷蔵庫から、肉を持っていってくれ。それと、近いうちに、また、肉を出すから」
「分かった分かった!!!!」
友人らしい。
そして、解体されたウテナちゃんのお肉?かな?
それを、タクヤさんは、回収して行く。
「今度の獲物は、双子の姉妹で、処女らしいから、きっと美味いぞ?」
「そうなのか?よし、分かった!!!!俺にも、喰わせろよ!!!」
そうして、タクヤさんは、出ていった。
そして、二人になる。
ワタシは聞いてみた。
「ご主人様、さっきの人は誰ですか?」
「うん?友達だよ。肉屋を経営してるんだよ。ウテナちゃん達の肉を買い取って、店に出すんだ。そのおかげで儲かってるんだよ。人肉とは、知らずに買う人は、幸福だね。知ってたら買わないよ」
怖い!!ウテナちゃんには悪いが、ワタシは助かっていた。
絶対生き残ってやる!!!!
すると、ご主人様が、ワタシの携帯電話を見る。
「おや?さっそく双子姉妹からかな?LINEきてるね」
ご主人様が、携帯電話を渡す。
見ると、彼女達から連絡きていた。
ご主人様の顔を見る。
「ど、どうしましょう?今日来れるか、連絡しますか?」
「そうだね。今日来てくれと、言ってくれるとありがたいな。彼氏の家に居ると伝えて。内緒の話し、直に話したいと言って?交通費は、彼氏が払うよと伝えてくれ。OK?」
ワタシは、行動する。
LINEに、今の住所を記載し、送ると返信がすぐにきた。
ご主人様も見る。
「OK(^o^)」
「OK\(^o^)/」
さすが、双子姉妹だ。
感性同じだった。
「ご主人様、やりました!!すぐに、来てくれるそうです!!!!」
「よしよし!!よくやったね!!!!偉いペットに、ご褒美あげるよ!帰り道で買ってきたケーキだよ!さぁ食べな?」
「は、はい!!ありがとうございます!!!!」
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