異世界転生先でアホのふりしてたら執着されました

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 思わず声が出る。BL世界の尻らしく、俺のそこは濡れそぼって、ハイセンの極悪なまでに太いそれを咥え込んだ。 「ああ、ああ、坊っちゃん、かわいいですよ、最高です!」  ハイセンは容赦無く腰を叩きつけ、俺は人形のようにされるがままだった。体が何度も上から押しつぶされて、そのたびに目の前に星が散った。  ハイセンはいつも几帳面に整えている前髪を乱して、汗をかきながら俺の乳首をつまむ。 「ーーっ!あっ、ーーっ、つっ、あーっ、ーーっ!」  俺は初めてだというのに、快楽に溺れてまともに声もでない。  ハイセンは容赦無く腰の速度を早める。俺はのけぞり、乳首を彼に差し出すような形になって揺さぶられる。 「ああ、私は坊っちゃんになんということを…しかし、しかし、これはメスの穴なのです! 伯爵家の長男としてやっていける穴ではないのです!! メスになるべく生まれたお方…!!」  メス、メスと連呼されて、俺はその気になってしまう。ハイセンは俺の体を隅々まで知っていて、俺といえば前世は童貞、今世も童貞というステータスだ。勝ち目がない。
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