異世界転生先でアホのふりしてたら執着されました

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 俺が無気力な声で「あー」と言うと、彼はほっとしたような、絶望したような顔をするのだった。  俺の日常にちょっとだけ変化があってから3日後、その時はやってきた。 「坊っちゃん……」  俺のちんが上を向いて、ハイセンに快楽を与えてもらおうと待っている。  ハイセンは困った顔でこちらを見ている。俺は早くあの快楽が欲しくて早くも腰が浮いている。  それだけではない。まだ触られてもないのに、もう先走りが溢れて、尻の穴はじくじくと熱を孕んでいる。  ーーああ、こっちの世界に取り込まれちゃった。  でも仕方ない。あんな快楽を脳髄に叩き込まれたら、もう後には戻れない。 「ああー」  俺がだらしない声をあげて、舌をつきだすと、ハイセンは一歩俺に近づいた。彼の目がうるみ、俺の誘いにひかれているのがわかる。  しかし、彼は腕を組んだままで、俺に触れようとしない。彼の目が俺の枕元に滑る。そこにはメイドを呼ぶ鈴が置かれている。  ――いやだ!
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