異世界転生先でアホのふりしてたら執着されました

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 俺は最初こそ抵抗があったものの、幼い時から面倒を見てくれていたハイセンの手にすべてを委ねて、与えられる快楽に溺れるようになっていた。  今となっては、3日に一度は彼の手で絶頂へ導いてもらわなければ気がすまないくらいだ。 「ああー、ううー……うぅっ…」  気持ちよさに身を捩る。ハイセンは俺が椅子から落っこちないように後ろから抱き抱えるようにして、右手で俺のそれを擦っている。  根本からしごきあげられて、俺は鼻息が荒くなる。  そのうち先っぽからとろとろと先走りが溢れて、それを乳首に塗りたくられ、ぐりぐりと乳首を潰される。  くちゅ、くちゅ、とやらしい粘液の音が耳を打って、俺の腰は勝手にへこへこ動き出してしまう。  ハイセンの顔が俺の耳元にあって、彼の吐息が熱くなっているのを感じる。  BLの世界の住人らしく、彼もまた俺の痴態に興奮しているのだろうか。 「坊っちゃん、いいですよ。どうぞ、私の手の中に吐き出しておしまいなさいな」  ふっ、と耳に息を吹きかけられて、俺の頭は真っ白になる。 「ーーっ、ーーーーー!! ーーっ! ーっ!」
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