1話 神のお告げ

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「…なんだこれは?…地球…防衛軍?」 地球防衛軍と題された紙には、自分の名前やコードネーム、自分が監視統治する国の名前が書かれていた。 「俺…ノウスとサウズの統治せよ。ナオト、コードネーム【チューベローズ】イースを統治せよ。ピエモンテ、コードネーム【ピアノ】ウェーズを統治せよ。その他にも仲間がいるのなら、軍人として迎え入れ、役割を与えよ。ただし、軍として動いていることは一般人や各国の軍幹部に知られてはいけない」 夢で見た天命が、現世で本当に与えられたとアテムは確信した。 また、紙に書かれた人間は、アテムと仲良くしていて、頭がいい人や夜の世界や薬物の売買をしていた人間だ。 特殊な世界で生きてきた人間と共に、4つの国を統治しろという神からの天命と信じたアテムは、翌日の夜に、ナオトとピエモンテを呼びだした。
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