第二章 嫉妬深い彼

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コンプレックスの塊だった体を使って世間を見返せばいいと勇気づけてくれたおかげで私のコンプレックスは随分薄くなって来た様に思えるけれど…… (でもまだ今一歩のところで曝け出すことが出来ないでいる) 『思いっきり泣いて今日までのすずは明日からのすずの一部として吸収しちゃおう』 今は円加のその言葉通り、泣いて泣いて……弱い私を少しでも浄化したいと思ったのだった。
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