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「僕は好きだな。君の体を見る度に君がどんなに頑張り屋なのかが分かるこの体が」
「~~~や、康、隆……さっ」
「! なんで泣いているの。僕、何か気に障るようなことを──」
「ちが、違います! 嬉しくて」
「え」
「そんな風にいってもらえたの……初めてで……私はずっと……ずっとずっと嫌いで……この体が……」
「……」
「だけど今、初めて褒めてもらえて……私」
「寿々子」
「!」
鎖骨に押し付けられるようにキスした課長にドキッとした。
「じゃあ今から寿々子がもっとこの体を好きになれるように僕が愛してあげるからね」
「~~~」
こんな幸せなことがあっていいのだろうかとまた泣いてしまった。
醜いと思っていた自分の体を丸ごと愛してもらえる時が来るだなんて思いもしなかった。
「あ……そ、そこ、はぁ……」
両足を大きく広げられその奥にあるポッカリ開いた穴に康隆さんの舌が妖しく這っていた。中から滴る愛液をジュッルジュッと食む。
「はぁ……キリがないね、寿々子の甘い蜜は」
康隆さんの熱い舌が敏感な処を散々突いて来る。
(やだぁ、イキ、そうっ)
今までに経験したことのない行為に早々に身をブルッと震わせ中をキュゥゥと締め上げた。
「っ、あっ……はぁはぁ……」
「もしかしてイッちゃった?」
「はぁはぁはぁ……す、ご過ぎです……康隆さん」
「いや、まだ全然本気じゃないんだけど」
「……え」
康隆さんの言葉にイッたばかりの中がすぐに疼く。
「寿々子は経験豊富そうだからなんとか頑張って気持ちよくさせたいなと思っているよ。こんなのはまだ序の口」
「!」
「これからもっと気持ちよくしてあげようと思っているんだけど……いいかい?」
「~~~っ!」
(嘘でしょう?! もしかして康隆さんってもの凄くセックス上手なんじゃ)
そんな私の疑念はすぐに正解だったとこの体によって証明されることになった。
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