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言い訳
部屋に着くと、
「あのさあ、誤解なんだよ今回のことは。俺が好きなのはひかりなんだよ。」
「…」
「確かに酔っ払って過ちをおかしたかもしれない。それは認める。けど、その時の記憶もないんだよ。朝起きたら、隣に彼女がいて」
「…」
過ちをおかしたかもしれないって
わかんないのかよ
ツッコミどころ満載だったが我慢した
とりあえず、話を聞いてみる事にした
「お酒を飲まされて、寝てしまって。起きたら。その時、写真を撮られてて、付き合ってほしいって。断ったら一回デートしてほしいと言われたんだ。それで仕方なく。その一回が目撃されてたやつなんだ。その後は会ってない」
彼は必死に訴えていたが、私にはどうでもいい事だ
私を裏切ったことには変わりない
そもそも2人で飲んだのが悪い
ほんとに酔ってたのかも、疑わしい
「事情は分かった。だけど、別れて」
「なんで?嫌だよ」
「他の人とそうゆう事をしただけで、気持ち悪い。私が無理なの」
「…」
「今までありがとう。貴方にはたくさん助けてもらったし、楽しかった。でも私は貴方と続けていけまけん。」
玄関に向かおうとした時、
玄関の鍵を開ける音がした
リビングの扉が開く
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