第一話・そういうものだ
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一辺三十センチ弱の黒い枠とアクリル板で構成された水槽。 これがいまの僕の頭であり、僕以外の大多数の人間の頭だった。そしていま、目の前で相手の水槽頭が大きく傾き、その黒い中身が僕の水槽頭に注ぎこまれていく。 どうしてこんなことになったのか。溺れるような感覚のなか、僕は数日前の出来事を思い返していた。
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