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眠気
夜になって自室へ戻ったとき、私はその場に崩れ落ちるようにして座り込んだ。
今日見た写真や自分の制服のことが頭に焼き付いて離れない。
電気もつけずに座り込んだままでいると自然と涙が出てきた。
雪菜だけは違うと思っていた。
信じていた。
だけど、怜也が整形したとわかった今、雪菜のことだって信用しちゃいけなかったんだ。
雪菜は女性にしては背が高くて、男性的なところもある。
怜也が体まで整形していたとすれば、雪菜が怜也であってもなんの不思議もない。
「うぅ……」
誰も信じられない自分に涙が出た。
悔しくて悲しくて、強い孤独を感じる。
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