運命の選択

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運命の選択

 あの時、右の小路へと足を踏み入れなければ、良かったのだろうか?  右ではなく、左を選択してさえいれば、こんな事にはならなかった?  どんなに嘆いても、現状は変わらない。  分かっていても、気づけば何度でも、この答えのない問いを繰り返してしまう。  始まりは、ささいな、ほんのささいな好奇心。  そして、小さな一歩だった――
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