アメアガリ

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アメアガリ

「ねぇ、君だよ。飴野紅梨さん?」 「え?私?」 「そう」 目の前には5,6歳の男の子が。 しかし、話し方がなんというか、、、 大人びている。 「不思議そうだね、僕は君に一つ忠告しにきたんだ」 「忠告、、?」 されるようなことをした記憶がない。 「そう」 「君は、雨が上がったら」 「死神くんが迎えに来るんだ」 「は?」 訳が分からない。 「簡単にいってしまえば、君は死んでしまうんだ」 「そんなわけないでしょ?今、こんなにもピンピンしてるのに。」 「ッ、、君は、昔の僕にそっくりだ」 「”昔”?」 「わかった。雨が上がる前に僕の話をしよう」
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