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だからといって、制服を干さないわけにはいかない。 制服を干せるスペースを確保するため、手当たり次第に、干されている衣類を手当たり次第触ってみる。 そうやって乾いた衣類を探しながら、今朝の母の言葉を思い出す。 『乾燥室がいっぱいだから、なるべく濡れないように帰ってきてね』 そんなこと言ったって、こんな天候じゃ濡れずに帰ってくるなんて無理に決まってるじゃない!!!
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