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どれだけ泣いたか
どれだけ時間が過ぎたか
わかんないや。
でも、とりあえず落ちついたかな、
と思えるくらいたった頃。
雨は霧雨くらいになっていた。
あたしの横には涙を拭いて鼻をかんだポケットティッシュの塊がある。
おっと、忘れないうちにしまわないとみっともないことになる。
丸めて新しいティッシュでくるんでから鞄にしまい、水筒のコーヒーをごくごく飲む。
薄くてぬるいと猫舌も安心して飲めるんだ。
泣いたから、水分補給しなくちゃ。
コーヒーは水分にならないんだけどね。
ふはー、と深く息をついて姿勢を整え、
目を閉じる。
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