弐話ー桜の木のかげふみー

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弐話ー桜の木のかげふみー

「ねぇ真宙!新しい七不思議の情報手に入れたよ!!」 「遥っそれはどこで?」 七条学園の七不思議はわからないものが多いんだ 「この前の花子さんの時 の女子いたじゃん?その子たちに教えてもらったん だ」 あぁ遥あの女子たちと俺の悲鳴聞こうとして仲良くなったんだっけ? 「七不思議弐番目『桜のかげふみ』しかももう何人か試したらしいよ」 …おもしろそう… 「ねぇ遥!!やろう!!何なら今すぐにやろう!!」 「あーわかったよ…」 「遥!ルールは?」 「あ、えっとねぇなぜか七条学園に一本だけ生えている桜の木 その木の下でかげふみをしてその最中に桜の影をふんだらアウト 異界に連れ去られちゃう」 「ふーんじゃあ今行こうか!!」 「はっ!?後2分で4時限目始まるよ!?」 「もちろんサボる!!」 「わかった…」 「遥…かげっふみってルールとかあるの?」 「鬼に影を踏まれないようにするってだけ。あ。今日は桜の影も踏んじゃダメか」 ふーん 「遥じゃあいくよ」 ぱぁん 真宙の合図で始まった 「まって!!鬼はどっち!?」 「もちろん遥!!」 「もう…」 俺は話しながら桜の影をふんだ 「はーるか!!俺もう影踏んだ!!」 「は!?早くない!?」 ゾクッ 「ねぇ遥…この前の花子さんはさ寂しかったんだって…ちゃんと異界に連れ込まれた人は1日後にはみんな現世に返してるんだってげんきになって。」 「へぇだから試した人は多くても行方不明ゼロだったんだね」 「でもさこの鬼は‘祓わなきゃ`だめだよね?」 「もちろんね」 「君らを食ってやるぅ!!!!!!!!!!!」 「もう!!俺花子さんのほうが楽しかったよぉ!!」 めんどくさくなって 早口でぼそぼそなにかを呟いた 「……………異界封印………」 「もーめんどくさい!!さっさと消えて!!楽しくないし!!」 「封印完了ッ」 「さっすがぁ真宙。俺の出番なかったじゃん」 「ね。でも楽しくなかったんだよ!!」 「そーいやさ。七不思議がいなくなったらさこの木ただの桜の木だよね?」 「まぁね」 封印はめんどくさいんだよ… 「そーだあとさ4時限目終わるまで30分あるけどどうする?」 「もちろん寝る」 七条学園七不思議。昨日は花子さん今日は桜のかげふみ2つ封印された けど 七不思議は七個5個じゃない 明日には新しく何の七不思議が入るのか…
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