923人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ
「あいつら帰ったら、裸にしていい?」
「…へ?」
意外そうなモネ。
さすがにこんなことばっかり言って、キモいか。
「いや…なんでもない」
背中を向けて横になる。
「…私は、吉良さんになら何をされてもいいです。大好きだから、何でもしてあげたい」
もちろん裸になりますよ…なんて言いながら、後ろから抱きついてくる。
「…吉良さん、お腹触っていいですか?」
ビクッとした。
その一言でみるみる反応した。
ギュッと心臓を捕まれたみたいなドキドキが襲ってくる。
「…いい、けど」
そう言ったらモネはどうするのか?興味があった…。
失礼します…と言ってTシャツの裾から小さい手を入れて、スルスルと、割れた腹筋を撫でてくる。
…必死に、変な声が出そうなのを我慢する。
モネの方は、無邪気なものだ。
「…やっぱりすごく固いお腹…!私のプヨプヨしたお腹と全然違う」
「触らせてみ…」
モネを反対に向け、トレーナーの裾からお腹に手をいれた。
無邪気なモネと違って、こっちは完全なスケベ心だ。
直接肌に触れたら、その手は縦横無尽にあちこちに伸び、唇はさっき目に入った細い首筋を這ってしまう。
「…き、吉良さん、ちょっと待って…」
昨日からの我慢はもう限界なんてとっくに過ぎてる…。
モネの制止も聞かず、ガチガチの下半身を押し付ける。
最初のコメントを投稿しよう!