第2章

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「そんな女だからこそ、斗輝が惚れたんだよ。 守りてー存在なんだ。 昨日、ここに来て空に呟く姿が今にも消えそうで辛かった」 「萌佳ね。昨日、寝ながら泣いてた。気づかないふりもしたし今朝も触れてないわ。」 まだ、何かあるのか?アイツの抱えるもの。 「1時間目が、終わったら連れて来るね。私は授業に出るから…」 と出て行った。 「斗輝、まだあるんかなぁー。」 「わかんねぇけど、でも、どんな事でも守ってやるし離さねぇよ。」 1時間目が終るのを待った。
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