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真帆が連れて来て、來斗が自己紹介をしあうと少し離れた場所でまた空に話しかけている。
そしてまた目の前でこいつは、空と話してるとポロポロと泣きはじめた。
この涙を仲間にも見せたくなくて背後から抱きしめた。
一瞬、ビクッとしたけど俺の想いを伝えた。
「焦らなくていいからな。俺の傍にいればいい。」
「傍にいていいんですか?斗輝さん。」
「斗輝でいい。敬語もなしだ。
守ってやるから、俺の彼女になってろ。
気持ちが追いついてくるのを、待ってやるから…ゆっくりと進もうな。」
「…はい。」
「良かった。断わられるかと思った。」
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