第2章

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結局、萌佳は午前中サボった。 「萌佳の担任って、誰?」 「水沢十也先生だよ。」 「「「マジかよ。」」」 俺と匠と來斗は項垂れた。 「何かあるの?斗輝。」 萌佳は、俺に聞いてきた。そして、呼び捨てにした瞬間だった。 「水沢は、龍王の11代目の総長だよ。」 言ったのは、俺ではなく匠だー でも、萌佳の反応は予想外だった。 「ヤッパリ…そうだったんだね。 入学式の日の挨拶で、不良みたいで怖いって思ったから…」 「そうか。」 お昼を買ってきた、面子が来た。
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