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「斗輝が離しなさいよ。
私は萌佳をクラスに連れて行くのだから…話しは、後で…」
引っ張り無理やり連れて行った。
「いい。後で来るから席を離れないのよ。
何かあったら連絡するのよ。」
真帆さんは自分のクラスに行った。
クラスメートも、真帆の言葉で固まり動けないでいた。
目立つグループの女子は『何で、真帆さんが、あの子と来るの?』と言うのが聞こえたが、知らないふりをした。
男子は、昨日、倉庫にいた人がいた。
昨日より、顔を上げれたけどやはり怖い。
真帆が来てくれるまで、ジッとしていよう。
でなきゃ、迷惑がかかる。
大人しくさえしてればいいんだ。
その時、男子の携帯がなり『お疲れさまです。あっ、はい。わかりました』言うのが聞こえた。
仲間みたいな人と話すのがわかった。
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