NO color 1/24

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後注・あとがき* 色鉛筆のお話でした。 “白”の色鉛筆視点です。 最近、学校や幼稚園などで使われているメジャーな12色の色鉛筆セットの中には“白”色鉛筆は無いんですよね。 それは詰まるところ……必要とされていないということで。2軍、いや下手すれば3軍落ち。 一方“黒”色鉛筆は…… 割と雑に扱われがちなイメージもありますが、色鉛筆界では絶対に無くてはならない存在。絶対的な、いわゆるスタメン。 有能で、オラオラ系のデキる男、のイメージ。(私の中で、ですが。) 24色セットの色鉛筆の、 一番端で(メーカーによっては位置は様々かもしれません)ひっそりと、綺麗なまま、そこに滞留し続ける“白”色鉛筆。 色の無い、無垢で純潔で、それなのに、不必要な存在。 すぐ隣でしょっちゅう使われている人気者の“黒”色鉛筆をただ、眺めて。 羨ましそうに、見つめながら…。 どんな思いなんだろう。 もしもその人気者の“黒”と共に、 2本だけで、めちゃめちゃに思い切り使われる場面(シーン)があったとしたら…… どれくらい嬉しいんだろう。 そう考えて擬人化に至りました。 性癖丸出しですね(笑) 稚拙な文ではありましたが、 お読みいただきありがとうございました。 緒形 海
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