助けて

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助けて

「「ううん?」」 ガチャンガチャン!! 手錠が音をたてる。 「おやおや?さすが、双子だ。起きるのも一緒なんだね?良かった良かった!!改めて、挨拶するね?はじめまして!!私、佐久間りょうすけと言います。そして」 殺人鬼、ご主人様は、間を空けて言う。 「今日から、このアパートで、君たちは暮らし、また、食肉として、食べるからね?よろしくね!!!!」 双子姉妹は、お互いの顔を見て、 「「?」」 と、キョトンとする。 そして、気付く。 衣服が、剥ぎ取られ、裸だと。 「「うぅ!?」」 「マオちゃんだね?君は。姉を代表として、口枷外してあげる。ただし、叫んだら、こうなるよ?」 冷蔵庫から、脳みそを取られた、柊ウテナちゃんの頭を取り出し、双子に見せる。 「「!?」」 二人は、驚く。 「ねッ?ウテナちゃんみたいになりたいかい?君たちのお友達みたいになりたいなら、今から殺すよ。分かった?」 二人は、黙る。 そして、姉のマオの口枷を外す。 「…………あんた、なんなの!?これは、犯罪だよ!?分かってんの?」 「気が強いね!いいね!」 「こんな事して、警察が黙ってないぞ!!早く、解放しろよ!!」 ご主人様は、ワタシの頭を撫でる。 「警察来る前に君たちは、死ぬからね!!それに、今まで、たくさん殺してきたが、まだ、捕まえられていないよ?妹ちゃん、ミオちゃんから、殺そうかなぁ?それとも、マオちゃんから死ぬかい?」 本気だと分かったらしい。 マオちゃんは黙る。そして、言う。 「…………本気で殺すの?」 「そうだよ?そして、食べるからね。いや〜、双子ってどんな味なのかな?同じ味かなぁ?それとも、食感違うのかな?楽しみだよ!!」 そして、ご主人様は、果物ナイフを、ミオちゃんの右腕にぶっ刺す。 「!!」 痛い。見ていて、痛いだろうなと思った。 「妹に手を出すな!!クソ野郎!!!!」 マオちゃんが怒鳴る。 「じゃあ、マオちゃんが、受けるかい?」 ミオちゃんから、果物ナイフを抜いて、マオちゃんの、左足、太ももを刺した。 「う!?痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」 グリグリと、刺した。 「や、やめてよ!!こんな事、やめてよ!!!!」 二人は、泣きじゃくる。 ご主人様は、黒い瞳で、双子、マオちゃんとミオちゃんを、見ている。 「さぁ!!どっちから死にたい?」 「お願い!!妹に手を出すな!!あっちより、いい娘なんだ!!!!」 「!?ウゥゥ!!」 ミオちゃんが唸る。 ご主人様は、口枷を外してあげた。 「お願いします!!お姉ちゃんを殺さないでください〜!!」 「おぉー、さすがだな。お互い、身体を、張って、互いを大切にするなんて凄いね!!」  「じゃあ、今から、二人を同時に殺すかな?それでいいかな?」 マオちゃんとミオちゃんが驚く。 「「お願いします!!殺さないでください!!!!カエデちゃん!!助けてよ!?この人に説得してよ!?」」
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