4人が本棚に入れています
本棚に追加
助けて
「「ううん?」」
ガチャンガチャン!!
手錠が音をたてる。
「おやおや?さすが、双子だ。起きるのも一緒なんだね?良かった良かった!!改めて、挨拶するね?はじめまして!!私、佐久間りょうすけと言います。そして」
殺人鬼、ご主人様は、間を空けて言う。
「今日から、このアパートで、君たちは暮らし、また、食肉として、食べるからね?よろしくね!!!!」
双子姉妹は、お互いの顔を見て、
「「?」」
と、キョトンとする。
そして、気付く。
衣服が、剥ぎ取られ、裸だと。
「「うぅ!?」」
「マオちゃんだね?君は。姉を代表として、口枷外してあげる。ただし、叫んだら、こうなるよ?」
冷蔵庫から、脳みそを取られた、柊ウテナちゃんの頭を取り出し、双子に見せる。
「「!?」」
二人は、驚く。
「ねッ?ウテナちゃんみたいになりたいかい?君たちのお友達みたいになりたいなら、今から殺すよ。分かった?」
二人は、黙る。
そして、姉のマオの口枷を外す。
「…………あんた、なんなの!?これは、犯罪だよ!?分かってんの?」
「気が強いね!いいね!」
「こんな事して、警察が黙ってないぞ!!早く、解放しろよ!!」
ご主人様は、ワタシの頭を撫でる。
「警察来る前に君たちは、死ぬからね!!それに、今まで、たくさん殺してきたが、まだ、捕まえられていないよ?妹ちゃん、ミオちゃんから、殺そうかなぁ?それとも、マオちゃんから死ぬかい?」
本気だと分かったらしい。
マオちゃんは黙る。そして、言う。
「…………本気で殺すの?」
「そうだよ?そして、食べるからね。いや〜、双子ってどんな味なのかな?同じ味かなぁ?それとも、食感違うのかな?楽しみだよ!!」
そして、ご主人様は、果物ナイフを、ミオちゃんの右腕にぶっ刺す。
「!!」
痛い。見ていて、痛いだろうなと思った。
「妹に手を出すな!!クソ野郎!!!!」
マオちゃんが怒鳴る。
「じゃあ、マオちゃんが、受けるかい?」
ミオちゃんから、果物ナイフを抜いて、マオちゃんの、左足、太ももを刺した。
「う!?痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」
グリグリと、刺した。
「や、やめてよ!!こんな事、やめてよ!!!!」
二人は、泣きじゃくる。
ご主人様は、黒い瞳で、双子、マオちゃんとミオちゃんを、見ている。
「さぁ!!どっちから死にたい?」
「お願い!!妹に手を出すな!!あっちより、いい娘なんだ!!!!」
「!?ウゥゥ!!」
ミオちゃんが唸る。
ご主人様は、口枷を外してあげた。
「お願いします!!お姉ちゃんを殺さないでください〜!!」
「おぉー、さすがだな。お互い、身体を、張って、互いを大切にするなんて凄いね!!」
「じゃあ、今から、二人を同時に殺すかな?それでいいかな?」
マオちゃんとミオちゃんが驚く。
「「お願いします!!殺さないでください!!!!カエデちゃん!!助けてよ!?この人に説得してよ!?」」
最初のコメントを投稿しよう!